≪3≫ プロダクトマネージャーKのひとりごと。=第3回(ベトナム語でフグは、フクじゃないと思う。毎月25日連載)=
日頃よりベトナム航空をご利用頂き厚く御礼を申し上げます。今年に入り旧正月の混雑も絡み、急に弊社日本路線が混雑しはじめ予約がとりづらくなる困難が生じ、 ご利用いただいております皆様におかれましてはご不便をお掛けいたしました。こころよりお詫びを申し上げます。 ご理解をいただけますと幸いです。
さて、本格的な春がやってまいりましたね。今回の冬は例年に無く全国的に一際厳しい寒さが続きましたが、春の訪れも極端に早く、 桜の開花がこんなに早くなると例年この季節を目的に日本を訪れる予定の外国人のお客様は桜が終わる 頃に訪日することになり、少しがっかりされるかもしれませんね。
話はがらりと変わり、もう季節は終わりに近づきましたが、毎年冬の味覚の一つとして思い出されるものがあります。1995年、小職がまだ大阪に単身赴任をしていた頃の話ですが、 当時のベトナム人日本支社長が絶対に日本でしか食べないものがあり、 冬の季節に入り「Fukuを食べよう。君たち日本人はよく冬に食べるだろう? うまいんだよなあ。おれも好きなんだよ。」 と言いだすので最初は何だろうと良くわからなかったのですが、 発音からすると単純に「フク」と言っているのです。 ベトナム人も食べる日本にも存在するものってなんだろうとよく聞いてみると魚の一種と言う説明があったの で、「ひょっとして河豚(ふぐ)ですか?」と訊き、 近くにあったふぐ料理屋のパンフレットをみせると、まさに「ふぐ」そのものだということが判明。ベトナム語でも「 河豚」は「フク」と日本語と同様な発音をするんだと始めて知った次第で、 その日の夜はもちろん「とらふぐ」を食べに行きました。
驚いたことに大阪ではふぐ料理は東京と違い物凄く安いんです。彼はそれを知ってか知らずかこの店は彼が住んでいたマンションの近くでこれまで良く 食べていたようでした。「君は知らなかったのか?」 とベトナム人にリーズナブルな高級日本料理の一つを大阪で教えて貰ったというなんとも真逆な状況に「す、すいません。」 と思わず謝ってしまうほど彼の自慢げな顔をいまでも覚えています。
でもなぜ彼は「ふぐ」を日本でしか食べないんだろう? そもそも、当時ベトナムでも「ふぐ」があったことすら知らず驚かされたのですが、その理由が「日本は安全だ。」その一言だけ。小職は「??」 何のことだか良くわからずしつこくその理由を訊くと「日本はふぐを取り扱う店は免許を持ってるだろ?」と、 そしておもむろに「ベトナムにはそんな制度は無い。だから死んじゃう人もいる。 でも日本は安全だ!」と・・・・(汗)。小職は驚きました。 なるほどだから彼は日本でしか食べないという理由が判明。そもそも日本は安全だということを知っているだけじゃなく、 その食べるという実行力とその知識への貪欲さに驚いたその時の記憶がよみがえります。
彼はジャパンスペシャルと称して、「ふぐ」以外にも好物があり、本社のお偉方が訪日する度に連れて行っていた「しゃぶしゃぶ」、「すきやき」時々「 やきにく」・・・といずれも高カロリー揃い。特に「しゃぶしゃぶ」は好物でした。 自ら「神戸ビーフ」と指定して食べ続けていたため、最終的に日本に6年間、 しかも大阪が気に入って勤務し続け本社より異動命令が出たときには既に「痛風」 で歩けなくなるくらい重症になっていました。
それ以来あっという間に、本社内では「神戸ビーフ」が広がり(フグではなかった)日本に来る度に「しゃぶしゃぶ」を指定され、 更にはお土産に買ってベトナムに帰る人たちも居たくらいです。
話が脱線しましたが、いまではどうかわかりませんがもし皆さんがベトナムで「ふぐ」を食べる機会に出会いそうになったときは是非気をつけて下さい。
2013/03/25
ゴールデンロータスプラス通信 2013年03月25日
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