この前、映画を見ていたら途中でエンドロールが流れて終わってしまったという話を書いたが、その翌日に無事に同じ時間帯で続きの放送があった。1本の映画を二日に分けてみるとなんか新鮮な気分である。
ある時前月分の電話代の請求書が届いた。ベトナムではまだあまり口座を持ってる人が多くないので、通常は郵便局で電話代の支払いができるようになっている。気軽に行ける範囲に郵便局がないような田舎では、日本の新聞の集金の人みたいなのが家に来て集めている。請求額は762,624ドンであった。日本円にして約5千円。今月は私用でたくさん使ったので結構いくのではないかと心配していたのだが、案の定結構いってしまった。内訳はというと、毎日平均1時間使用したインターネットが約30万ドン、市内通話が約2万ドン、市外通話が約35万ドン、それに基本料金に総額の10%の付加価値税である。日本の消費税にあたる付加価値税は国の政策によるからこの税率が高いのか安いのかを一概に論ずることは出来ない。とはいえこの国の生活水準でこの通信費はちょっとぼりすぎではないかと思ったりもする。
以前はさらに高く設定されていたのであるが、新興の長距離通信会社の参入やこの国に進出している外国企業の不満の声に応える形で多少は安くなってきた。この額をみると何かの理由で国民に電話をさせたくないのではないかとちょっと勘ぐりたくもなる。しかし、実際はたぶん拡大中の設備投資を早く回収したいからとかいう理由か、特権階級である通信設備関連の職員の懐を潤すためだろう。田舎では満足に電話もできない生活水準の人たちもいるので、その人たちが廉価で電話を利用してもらえるようにするためには都市に住んでいる金持ちから少し多めに取ったりするのも仕方がないかのかもしれない。
しかしながら、ここでの高収入職種を聞くと、空港、電力、郵政(電話設備を保有)などの名前がまず挙がる。どれも先進国では特別な職業ではないが、この国では利権が絡むようだ。そんな人たちに高めの料金を払うのはちょっといやだ。どうせ高い料金を払うならインフラ整備のために使ってもらいたいものである。
��この記事は2004年3月20日に書いたものに加筆・修正しました。内容は当時のものです。)